うちの子があまりにどんくさいので、教材のレベルをぐーんと下げてもらいました。
全音符で「ラ」の音が一つ！これ弾けなきゃもうだめやろう、、という感じです。
さすがにこれは弾けました。でも、弾き終わりの時、弓を弦から離してしまったり、弓を当てる場所がだんだんずれたり、色々難しいものです。

私がパソコンをやってる時、「バイオリンでも練習したらあ？」と言うと「やだ、バイオリン嫌い！」と言うので、こりゃいかんと思い、「じゃあママが弾くからもういいよ」と言って私がごそごそ始めると、子供もやってきて私と張り合うように練習始めます。やはり親がお手本見せなきゃダメなのね、、、。

ピアノは私がいつも弾くので、子供もすごく弾いてくれます。やはり子供は親をみてるんだなと思います。教育ママが「勉強しなさい！」「××しなさい！」とかよくあるけど、自分は何もせずに子供にばかり勉強を強要するのは、どうかなと思ってました。
なぜ勉強しないといけないのか？勉強したらどうなるのか？一体何なのか？？と言うような事を納得させずに効率的に学習させられるものかな？親が医者だから、あなたも医者になるためよ、とか子供に言ったところで、頭で何となくわかっても、本気でそれが好き、楽しい、と思っていないのに無理にさせても効率悪そう。

それより「お母さんが楽しそうに勉強してる、きっと楽しいんだ。僕もしてみよう」と思ってくれた方ががぜんやる気が出て良さそう。何でも楽しいと思う方がどんどん知識を吸収するはず。
自分はテレビみて、口だけで子供に「勉強しなさい」とかいう親にはならないようにしないと。

ところで先日の同窓会で、東京に住んでる友達からきいたけど、東京なんで音大付属幼稚園なんかもあって、そこのバイオリン科に近所の子が通ってて、なかなか上手に弾けなかったらしい。オーケストラの発表会の時などは先生から「音出さなくてもいいから、弾く真似だけして立ってて」と言われたそうな！その子はストレスで十円ハゲが出来てしまったそうで、、。
そういう教え方ってないよなーって思いました。きっとその子は一生バイオリンが嫌いになるかも。まだ四歳、五歳の子供に皆と一律の技術を要求するなんて、ちょっと考えられない。最初からぱぱっと出来る子もいれば、うちの子みたいにいつまでたってもヘタッピもいるものだし。公園で走り回って遊びたいさかりの年齢なのに、ちょっと可哀想ですね。ちなみにお月謝高いらしいです。

というわけで、今度から私もバイオリンをさわって子供と一緒に練習しようと思ったのでした。

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