2012/09/21 12:45:44
先日ヴェルデ音楽コンクールの本選に小学２年生の生徒（１人は娘ですが）が出場しました。
家ではしっかり弾けても、本番ではなかなか発揮出来ないですよね。でも、人前で演奏するっていうのは大変な事で、確実に何かを身につけて成長してると思います。
本選課題曲の一つ、ギロックの「ゆかいな子犬（Playful Puppy）」を弾きました。
娘を本番２週間前の公開レッスンに連れて行き、
・左手ドレミファソのフレーズが危なっかしいので、オールスタッカートで速めで練習
・腕を使う
・最後の左手の和音は、最後から２つ目の右手の和音の響きの中におさめる
という注意を受けて、練習しました。
少しは上達したかな〜。
もう少し腕を使って欲しかった。あと、拍子感が欲しかった。ゆかいな子犬というより、走って行ってしまった子犬って感じ。
結果は、金賞と１点差で銀賞でした。残念…。
ドレミファソを左手で弾くのは、ド、レに５、４の指が来て、すべりやすくて弾きにくく、気を抜くととても汚いフレーズになってしまいますよね。で、私も忙しくて不在がちなので、放置してても練習できるようにしてきました。
私ツェルニー大好きなんですが、その中からドレミファソを沢山使ってる曲を探しました。
op.899-16 初心者のための第1課程練習曲 ってやつです。
だいたい、この名前からしてお硬い感じで、嫌になりますよね★
☆チビッコのピアノはじめてれんしゅうきょく〜☆
くらいはっちゃけてもいい気がしますけど、どうでしょうね。
コレだけ見たら低学年の子は拒絶反応起こします。
それを左手用に編曲。
楽譜pdfダウンロード
娘には子犬の可愛い挿し絵をいれてあげました。
私がいないときは、これを５〜１０回、５と４にアクセントを付けて、しっかり弾くようにと言っておきました。
ツェルニーというと、１００番練習曲や３０、４０番などが一番に思い浮かぶ事でしょうけど、実はめちゃくちゃ多作な人で、膨大な練習曲を残してます。
日本でも手軽に手に入る楽譜も多いと思います。
ツェルニーは和声が単純っていうか、子供にとっては割と親しみやすいと思うんですケドね。普通の楽譜そのまま見せると、まず弾いてくれないですもんね。
あと、一つの曲集に、広範囲なレベルをカバーしてるというか、選んで弾かないと無理な所があるので、日本でも小さい子向けにセレクト集が出ています。私も愛用しています。
そういう曲でも、幼稚園・保育園児には左手の和音が押さえられなかったりするので、私はさらにそれを編曲して練習してもらっています。
これはop.777の 「５つの音による２４の練習曲」の中の一つを、左手も右手と同じメロディをユニゾンで弾けるように編曲したもの。
楽譜pdfダウンロード
うちの小さい生徒さんの、ツェルニーの中では１番人気です。伴奏は私が弾いてあげて、だんだんテンポを速くしていきます。これで、チビッコにありがちないいかげんなテンポ、いいかげんな音符の長さ、だらっとしたテンポなどを矯正できたらと思います。速く弾けるとかっこいいので、子ども達もノリノリで弾いてくれます。
右手が弾けると、左手練習させなくても、両手で弾いてみてというと、大体の子がいきなり弾けます。
私も小さい頃はツェルニーとか嫌いだったもん。４０番位になると、心の底から嫌いで、先生に直訴？して、エチュードを変えてもらった位嫌いでした。
でも、色々楽譜集めて眺めてると、よく出来た練習曲だなとつくづく感じます。もっと真面目に弾いておけばよかった。
一般的に売ってある楽譜を見せても、小さい子は嫌がるので、右手だけ、とか、拡大コピーしてあげるとか、色々工夫して活用してみるといいかもしれません。
最初は指番号をしっかり書いてあげて、慣れて来たら全部消してしまいます。
曲にもよりますが、音域が狭い曲（ドからソまでとか）もかなり多いので、小さい子も無理なく弾けるのも多いです。似たような曲想も多いので、一度マスターすると、他の曲もささっと弾けたりして、それも楽しいようです。あと、指が速くまわると、それだけでとても嬉しいです。
それではまた〜♪
家ではしっかり弾けても、本番ではなかなか発揮出来ないですよね。でも、人前で演奏するっていうのは大変な事で、確実に何かを身につけて成長してると思います。
本選課題曲の一つ、ギロックの「ゆかいな子犬（Playful Puppy）」を弾きました。
娘を本番２週間前の公開レッスンに連れて行き、
・左手ドレミファソのフレーズが危なっかしいので、オールスタッカートで速めで練習
・腕を使う
・最後の左手の和音は、最後から２つ目の右手の和音の響きの中におさめる
という注意を受けて、練習しました。
少しは上達したかな〜。
もう少し腕を使って欲しかった。あと、拍子感が欲しかった。ゆかいな子犬というより、走って行ってしまった子犬って感じ。
結果は、金賞と１点差で銀賞でした。残念…。
ドレミファソを左手で弾くのは、ド、レに５、４の指が来て、すべりやすくて弾きにくく、気を抜くととても汚いフレーズになってしまいますよね。で、私も忙しくて不在がちなので、放置してても練習できるようにしてきました。
私ツェルニー大好きなんですが、その中からドレミファソを沢山使ってる曲を探しました。
op.899-16 初心者のための第1課程練習曲 ってやつです。
だいたい、この名前からしてお硬い感じで、嫌になりますよね★
☆チビッコのピアノはじめてれんしゅうきょく〜☆
くらいはっちゃけてもいい気がしますけど、どうでしょうね。
コレだけ見たら低学年の子は拒絶反応起こします。
それを左手用に編曲。
楽譜pdfダウンロード
娘には子犬の可愛い挿し絵をいれてあげました。
私がいないときは、これを５〜１０回、５と４にアクセントを付けて、しっかり弾くようにと言っておきました。
ツェルニーというと、１００番練習曲や３０、４０番などが一番に思い浮かぶ事でしょうけど、実はめちゃくちゃ多作な人で、膨大な練習曲を残してます。
日本でも手軽に手に入る楽譜も多いと思います。
ツェルニーは和声が単純っていうか、子供にとっては割と親しみやすいと思うんですケドね。普通の楽譜そのまま見せると、まず弾いてくれないですもんね。
あと、一つの曲集に、広範囲なレベルをカバーしてるというか、選んで弾かないと無理な所があるので、日本でも小さい子向けにセレクト集が出ています。私も愛用しています。
 | 価格:1,050円 |
そういう曲でも、幼稚園・保育園児には左手の和音が押さえられなかったりするので、私はさらにそれを編曲して練習してもらっています。
これはop.777の 「５つの音による２４の練習曲」の中の一つを、左手も右手と同じメロディをユニゾンで弾けるように編曲したもの。
楽譜pdfダウンロード
 | 価格:735円 |
うちの小さい生徒さんの、ツェルニーの中では１番人気です。伴奏は私が弾いてあげて、だんだんテンポを速くしていきます。これで、チビッコにありがちないいかげんなテンポ、いいかげんな音符の長さ、だらっとしたテンポなどを矯正できたらと思います。速く弾けるとかっこいいので、子ども達もノリノリで弾いてくれます。
右手が弾けると、左手練習させなくても、両手で弾いてみてというと、大体の子がいきなり弾けます。
私も小さい頃はツェルニーとか嫌いだったもん。４０番位になると、心の底から嫌いで、先生に直訴？して、エチュードを変えてもらった位嫌いでした。
でも、色々楽譜集めて眺めてると、よく出来た練習曲だなとつくづく感じます。もっと真面目に弾いておけばよかった。
一般的に売ってある楽譜を見せても、小さい子は嫌がるので、右手だけ、とか、拡大コピーしてあげるとか、色々工夫して活用してみるといいかもしれません。
最初は指番号をしっかり書いてあげて、慣れて来たら全部消してしまいます。
曲にもよりますが、音域が狭い曲（ドからソまでとか）もかなり多いので、小さい子も無理なく弾けるのも多いです。似たような曲想も多いので、一度マスターすると、他の曲もささっと弾けたりして、それも楽しいようです。あと、指が速くまわると、それだけでとても嬉しいです。
それではまた〜♪
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