2009/06/01 22:25:45
4月22日、5月20日放送の、長崎市民FM ミュージックブライア
「メトロノーム♪カフェ」
にゲスト出演していただいた、Violin、Viola小林知弘が所属する
OMURA室内合奏団によるコンサートのお知らせです。
日時 2009年6月7日(日) 14時開演
場所 シーハットおおむら さくらホール
いよいよもうすぐです。是非お足を運んでくださいね♫
[曲目解説]
メンデルスゾーン/弦楽のための交響曲第9番「スイス」
1809年生まれのメンデルスゾーンなので、今年はメンデルスゾーンイヤーと言われてますね♪昔の音楽家には珍しく?大変裕福な家庭の生まれで、相当な天才といわれてます。数カ国語に堪能、水彩画などはプロ顔負け、12歳のときに既にゲーテと親交を結ぶ、など、話題に事欠かない天才です。忘れかけられていたバッハのすばらしさを後世に伝えたり、指揮者という職業を確立したりと、現在のクラシック音楽は、メンデルスゾーン無くしては成り立たないくらい素晴らしい仕事をやってのけた方です。残念ながら若くして亡くなりました。
「スイス」は、家族とスイス旅行に行った時に、スイス民謡を聴いて触発されたとも言われてますが、其の時、まだ14歳!?中学生が習作でさらっと作曲した曲に、大の大人が取り組みます。そう考えただけでワクワクしますね!
ハイドン/ピアノ協奏曲ニ長調
数少ないハイドンの協奏曲です。なぜか楽譜の紛失や、偽作が多いのです。それともう一つの理由に、このピアノ協奏曲を作曲する前後に、モーツアルトと出会って親交を深めてますが、モーツアルトの協奏曲や歌劇の素晴らしさを目の当たりにしたハイドンは、「こりゃかなわん」と、以後協奏曲、歌劇の作曲をほとんどやめてしまったそうです。モーツアルトはハイドンに弦楽四重奏曲を献呈したり、モーツアルト亡き後、息子の世話をハイドンがしてあげたりと、なんだかんだ言って仲良しな二人でした。
この頃イギリスに産業革命が起こり、ピアノも劇的に進化を遂げた時代で、イギリスで名声を上げていたハイドンにも、メーカーから最新のピアノが送られたりして、ピアノ曲も新たな可能性を発揮できるような曲が増えた時代です。そういう時代の曲を是非聴いてみて下さい。
ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
ベートーベンといえばこの曲でしょう、、この曲の出だし知らない人っていないんじゃないでしょうか。
ベートーベンにこの曲を書かせた、有名な「難聴」、この原因は昔から色々取りざたされてきましたが、最近は医学も発達し、ベートーベンの遺髪を鑑定した結果、ベートーベンの難聴の原因は「鉛中毒」でほぼ間違いないとされています。なぜ「鉛??」って思うでしょう?じつは、原因はベートーベンの「甘党」なんです。「は?」って思ったでしょう?当時、お砂糖は高級品で、人工甘味料というのが流行ってました。ブドウ果汁と、鉛を煮るとすごく甘い甘味料が出来たらしいんです。ベートーベンはかなりの甘党で、その危険で怪しい甘味料が大好物だったそうで、ついに鉛中毒の症状が出たそうです。
この曲は出だし部分だけが異常に有名ですが、その先も是非聴いてほしいです。他の楽章はそこまで激しくもなく、むしろ楽しい感じさえします。私は二楽章が一番好きです。(暗く悲しい、、、)
オーケストラを生で聴けるというのは、すごく楽しいし、めったにある機会ではありません。何十人もの人たちが一度に楽器を演奏する迫力はその場にいないとわかりません。スピーカーのボリュームを上げたところで聴ける「気」じゃないんです。特に小さいお子さんなど、大人数の迫力を体験して欲しいものです。もちろん大人が聴いても、特にオケ聴いた事がないなら、クラシックがよくわからなくても楽しめると思いますよ。
以下チラシから
メンデルスゾーン生誕200年、ハイドン没後200年記念講演
OMURA室内合奏団「第八回定期演奏会」のお知らせ
〜メンデルスゾーン、ハイドン、運命の時〜
メンデルスゾーン生誕200年、ハイドン没後200年記念講演。ゲストに現在ニューヨークを中心に世界的に活躍の相沢吏江子を迎え、ハイドンの「ピアノ協奏曲ニ長調」をお届けします。さらに、ベートーベンを代表する交響曲「運命」を、ゲスト・コンサートマスターに迎える松原勝也の弾き振りにより指揮者を置かず挑戦。”室内オーケストラ”の醍醐味を十分に味わって頂く豪華なプログラムです。
日時 2009年6月7日(日) 14時開演
場所 シーハットおおむら さくらホール
出演 松原勝也(ヴァイオリン・ゲストコンサートマスター)、相沢吏江子(ピアノ)
OMURA室内合奏団
曲目 メンデルスゾーン/弦楽のための交響曲第9番「スイス」
ハイドン/ピアノ協奏曲ニ長調
ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
料金 [全席指定]大人3,000円、高校生以下1,000円
助成 地域創造
お問い合わせ (0957)20ー7202
下記のpdfを開くと、ソリストの紹介など掲載されています。
是非アクセスしてみて下さい。
http://www.seahat.jp/pdf/0607.pdf
http://www.seahat.jp/omura.html
「メトロノーム♪カフェ」
にゲスト出演していただいた、Violin、Viola小林知弘が所属する
OMURA室内合奏団によるコンサートのお知らせです。
日時 2009年6月7日(日) 14時開演
場所 シーハットおおむら さくらホール
いよいよもうすぐです。是非お足を運んでくださいね♫
[曲目解説]
メンデルスゾーン/弦楽のための交響曲第9番「スイス」
1809年生まれのメンデルスゾーンなので、今年はメンデルスゾーンイヤーと言われてますね♪昔の音楽家には珍しく?大変裕福な家庭の生まれで、相当な天才といわれてます。数カ国語に堪能、水彩画などはプロ顔負け、12歳のときに既にゲーテと親交を結ぶ、など、話題に事欠かない天才です。忘れかけられていたバッハのすばらしさを後世に伝えたり、指揮者という職業を確立したりと、現在のクラシック音楽は、メンデルスゾーン無くしては成り立たないくらい素晴らしい仕事をやってのけた方です。残念ながら若くして亡くなりました。
「スイス」は、家族とスイス旅行に行った時に、スイス民謡を聴いて触発されたとも言われてますが、其の時、まだ14歳!?中学生が習作でさらっと作曲した曲に、大の大人が取り組みます。そう考えただけでワクワクしますね!
ハイドン/ピアノ協奏曲ニ長調
数少ないハイドンの協奏曲です。なぜか楽譜の紛失や、偽作が多いのです。それともう一つの理由に、このピアノ協奏曲を作曲する前後に、モーツアルトと出会って親交を深めてますが、モーツアルトの協奏曲や歌劇の素晴らしさを目の当たりにしたハイドンは、「こりゃかなわん」と、以後協奏曲、歌劇の作曲をほとんどやめてしまったそうです。モーツアルトはハイドンに弦楽四重奏曲を献呈したり、モーツアルト亡き後、息子の世話をハイドンがしてあげたりと、なんだかんだ言って仲良しな二人でした。
この頃イギリスに産業革命が起こり、ピアノも劇的に進化を遂げた時代で、イギリスで名声を上げていたハイドンにも、メーカーから最新のピアノが送られたりして、ピアノ曲も新たな可能性を発揮できるような曲が増えた時代です。そういう時代の曲を是非聴いてみて下さい。
ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
ベートーベンといえばこの曲でしょう、、この曲の出だし知らない人っていないんじゃないでしょうか。
ベートーベンにこの曲を書かせた、有名な「難聴」、この原因は昔から色々取りざたされてきましたが、最近は医学も発達し、ベートーベンの遺髪を鑑定した結果、ベートーベンの難聴の原因は「鉛中毒」でほぼ間違いないとされています。なぜ「鉛??」って思うでしょう?じつは、原因はベートーベンの「甘党」なんです。「は?」って思ったでしょう?当時、お砂糖は高級品で、人工甘味料というのが流行ってました。ブドウ果汁と、鉛を煮るとすごく甘い甘味料が出来たらしいんです。ベートーベンはかなりの甘党で、その危険で怪しい甘味料が大好物だったそうで、ついに鉛中毒の症状が出たそうです。
この曲は出だし部分だけが異常に有名ですが、その先も是非聴いてほしいです。他の楽章はそこまで激しくもなく、むしろ楽しい感じさえします。私は二楽章が一番好きです。(暗く悲しい、、、)
オーケストラを生で聴けるというのは、すごく楽しいし、めったにある機会ではありません。何十人もの人たちが一度に楽器を演奏する迫力はその場にいないとわかりません。スピーカーのボリュームを上げたところで聴ける「気」じゃないんです。特に小さいお子さんなど、大人数の迫力を体験して欲しいものです。もちろん大人が聴いても、特にオケ聴いた事がないなら、クラシックがよくわからなくても楽しめると思いますよ。
以下チラシから
メンデルスゾーン生誕200年、ハイドン没後200年記念講演
OMURA室内合奏団「第八回定期演奏会」のお知らせ
〜メンデルスゾーン、ハイドン、運命の時〜
メンデルスゾーン生誕200年、ハイドン没後200年記念講演。ゲストに現在ニューヨークを中心に世界的に活躍の相沢吏江子を迎え、ハイドンの「ピアノ協奏曲ニ長調」をお届けします。さらに、ベートーベンを代表する交響曲「運命」を、ゲスト・コンサートマスターに迎える松原勝也の弾き振りにより指揮者を置かず挑戦。”室内オーケストラ”の醍醐味を十分に味わって頂く豪華なプログラムです。
日時 2009年6月7日(日) 14時開演
場所 シーハットおおむら さくらホール
出演 松原勝也(ヴァイオリン・ゲストコンサートマスター)、相沢吏江子(ピアノ)
OMURA室内合奏団
曲目 メンデルスゾーン/弦楽のための交響曲第9番「スイス」
ハイドン/ピアノ協奏曲ニ長調
ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
料金 [全席指定]大人3,000円、高校生以下1,000円
助成 地域創造
お問い合わせ (0957)20ー7202
下記のpdfを開くと、ソリストの紹介など掲載されています。
是非アクセスしてみて下さい。
http://www.seahat.jp/pdf/0607.pdf
http://www.seahat.jp/omura.html
PR