今日の長崎市民FM　メトロノームカフェは
ブライダルプレイヤーの巻。ゲストは
荒田麻紀（ピアノ・エレクトーン）
浦田暢子（ソプラノ）
ブライダルでは売れっ子のお二人。長崎、佐賀、福岡とお忙しく仕事されてます。
お二人ともブライダルにぴったりの、大変細かい気遣いが出来る方です。
トラブルにもめっぽう強い。

お二人は勿論ブライダルだけでなく、ピアノ、エレクトーン、声楽教室、ロック、ポップス、クラシックと色々なジャンルでバンド、ユニットしたり、様々な活動をされてます。
浦田さんとはよくモーツアルトの伴奏などさせていただいたます。
すごく高い声の持ち主で、「夜の女王のアリア」が十八番です。（クラシック好きな方なら分かりますよね！？）
荒田さんは、私が知ってる限り一番ベテランのブライダル奏者です。何でも知ってます。何でも包みこむ癒し系キャラは、仕事場には欠かせない存在です。皆から頼られているようです。

お二人には私も大変お世話になってます。



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♪♩♫♬ブライダルプレイヤーとは？？♪♩♫♬
ブライダルには色々予測不可能なトラブルが多いので、演奏だけでなく、女性らしい心遣いが欠かせません。
一見華やかな職場なのですが、適正がある、無し、が大変シビアな職場です。
結婚式には大金が動いているものですし、まして挙式なんて一生に一度の晴れ舞台ですから、失敗は許されません。遅刻厳禁、清潔で品のある身だしなみ（マニキュア、派手なメイクNG)、軽いバイト感覚では絶対務まらないし、気遣い出来ない人、鈍い人、KYな人なども無理です。マニュアル通りにしか動けない人も困ります。

メンタルの強さも欠かせないです。シーン！と静まり返った会場で、ミス一つなく演奏するのは緊張しますよー。ビデオカメラが入るのがほとんどだし、ミスしたら一生恨まれるかも。過去に結婚行進曲を間違えてぼろぼろの演奏になり、賠償問題に発展した事もあるのでぴりぴりです。（もちろん他の人の話です）
緊張すると、いつもは簡単な曲も突然記憶がぶっ飛んだりするので、平常心を保てるメンタルの強さは必須です。
会場ごとに楽器もちがう、響きも違う、色々あるので適応しないといけないし。これいつものとちがーう、なんて愚痴ってても関係ないですから。

この世界で生き残るには、何でもこなす演奏技術は勿論ですが、古風だけどしっかり者の大和撫子のような、お嫁さんにしたいような人格でないといけません。

なので、ブライダルプレイヤーになりたいと思う人は、演奏が上手なら上手にこした事はありませんが、それ以上に上記のような事を要求されるので、常日頃から優しい心を心がけておくのが近道だと思います。他人をおとしめるような事を言う人は、すぐばれちゃいますよ。

しかしお二人とも独身、、、しっかりしすぎたのかなあ？？

ブライダルフェアや、難しい仕事などある時は、大体このお二人が担当します。安心してお任せ出来るという事です。
ライブや演奏会とは違って、「間違い」なんて絶対に許されない厳しい世界なので大変です。
私もライブでは緊張しないですが、ブライダルだけはいまだに緊張します。何百回弾いても慣れません。なので、おまじないのように、心の中で「お二人ともお幸せに！おめでとう！」とぶつぶつ唱えながら弾きます。

大変ではありますが、やりがいのある、ハッピーなお仕事であります。

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