2010/09/08 11:21:35
長崎市民FM メトロノームカフェvol.72
テーマは「聴力、視力」。聴力はわかるけど、なんで視力?という方は是非放送をお聞き下さい。
聴力って衰えると、もう元に戻らないそうですよ。。。気をつけて下さいね。
最近ヘッドホン、イヤホン使用の人が増えましたから。
放送を聞きながら、下の聴力テスト、右の動体視力トレーニングで遊んでみて下さい♪
そもそも音って何だろう?
空気の振動が耳に伝わっていわゆる音として感じるのですが、実は目で見たり、記憶で音を作ったりもしています。
なので耳だけでなく、目や心のケアの大切に心がけましょう。
音の高さは周波数で決まります。 1ヘルツは「1秒間に1回の周波数・振動数」
440ヘルツ=ラと、世界の基準で決まっています。
人間の耳は、20~20,000ヘルツまでの周波数の音を聴くことができます。 しかし、20才をピークに聴力が低下。まず、18,000ヘルツが聴こえなくなり、20代後半で、16,000ヘルツが聴こえなくなり、30代になると、14,000~12,000ヘルツまでが聴こえなくなり、・・・。やがて、老人性難聴へ向かっていきます。
聴力低下の簡単な調べ方
モスキート音 を聞いてみよう!17キロヘルツ前後の高周波音のこと。蚊の羽音のようなキーンという不快な音なのでこう呼ばれる。検索したら沢山出てきます。くれぐれも音量注意です。
17キロヘルツの音が普段聞いている音と比べてどんだけ高いかと言うと、ピアノの真ん中のドは261ヘルツです。
ピアノの一番低いラは27.5Hz、加線二本ド約千Hz,一番高いドは4096Hz。モスキート音はピアノの一番上の鍵盤の遥か彼方のようですね。
いわゆる大人には聞こえないモスキート音
低周波域、高周波域はスピーカーのボリュームを上げないと聞こえない為、中音域のボリュームが極端に大きくなる危険があります。
耳に大変悪いので、くれぐれもボリュームには気をつけて下さい。
20Hzの低周波から20000Hzの高周波まで上がっていきます
(ボリューム注意)
10000Hzから1Hzまで下へ下がっていきます
(ボリューム注意)
音が伝わるしくみ
音波→空気振動となり→鼓膜→耳小骨→うずまき管のリンパ液→神経→脳
大きな音で聴力が低下
三半規管は耳の中にあるだけに音の影響をとても受けやすいのです。そもそも音は、空気の波・音波となって鼓膜から蝸牛(かたつむり)と呼ばれる場所に振動が伝わります。蝸牛に伝わった音波は、電気信号に変換されて、脳で音として認識されます。 実はこの時、大きな音だと振動が大きく鼓膜と蝸牛の間にある三半規管も振動しています。そうするとその衝撃で動きをキャッチする有毛細胞が常に揺れてしまい、正しい位置を把握できなくなってしまいます。
蝸牛の中の膜が破れる ・ 蝸牛内の血流が滞る ・有毛細胞の毛が傷ついたり取れてしまう ・有毛細胞の一部が死んでしまう 、、など、音楽をやっている人にとっては何とも恐ろしい話です。
目は閉じることができても三半規管は、外からの刺激を遮断できないので影響を受けやすいのです。大きな音を聞き続けていると、三半規管はいつも動きっぱなしで疲れてしまいます。人間は8、90db以上の音は三半規管に影響があるといわれています。その90db以上とい音は地下鉄のホームやカラオケボックス、ヘッドフォンステレオでの大音量です。 騒音にさらされていたら、3時間に1回10分を目安に休憩をとることです。三半規管は音量の小さい所なら刺激も弱まります。
耳の器官は小さく大変デリケート、しかし体が「痛い」と感じるような目安もあまりなく、それに音は無視出来る性質でもないためついうっかりストレスにさらしがち。一度傷つくと聴覚が元通りになるのはキワメテ難しいので、常日頃から音量に気をつけるべきです。精神的ストレスでも聴覚が衰えるので、いつもハッピーで過ごせる様気をつけよう。
三半規管復活トレーニング
1、 後ろ歩き…壁まで5メートルほどの距離がある場所で、壁をゴールにして後ろ向きに歩きます。後ろ向きに歩くという行為によって受ける、通常感じることができない身体の動きと、進行方向が見られないという視覚情報の制御により、三半規管は特に強い刺激を受け、自ら機能を向上させていきます。
2、 回転片足バランス…その場で3回まわって、30秒間片足で立ちます。 回転するという大きな負担と片足で立つという不安定な状態が三半規管機能を向 上させていきます。
ストレスで聴力低下
過労や睡眠不足などでストレスを受けてしまうと、体内では水分排泄を制御するホルモンが分泌され、このホルモンの作用により体内の水分を外に出さないように働き、身体の隅々まで血液を循環させストレスに対抗しています。しかしストレス状態が長引くとこのホルモンが分泌され続けて、三半規管(うずまき管とつながっている)ではリンパ液が排泄されず、結果むくみに繋がってしまうのです。 そのため平衡感覚が保てなくなり浮遊感、めまいなど立っていることすらままならなくなります。日々のささいなストレスがつみ重なり平衡傷害を引き起こしてしまうのです。ストレスをためないようにしましょう。
視覚、聴覚は密接な関係を持っています。
譜読み、アンサンブルなど、音楽でも視覚は重要。
聴覚と違い、すごいダメージがなければある程度視力は良くなります。
音楽の場合、かなりのスピードで楽譜や楽器を見て、脳内で処理し、それを指など体を動かす信号を送るという運動の繰り返し。動体視力が良いと心強いですね。
右に設置してるゲームで遊んで鍛えてください♪
マガーク効果 McGurk-MacDonald effect
マガークとマクドナルド(McGurk & MacDonald 1976)は、ある音韻の発話の映像と別の音韻の音声を組み合わせて視聴すると、第三の音韻が知覚されることを初めて報告した。
「ガ(ga)」と言っている映像に、「ガ」の音を消し、代わりに「バ(ba)」と言っている音声を組み合わせて視聴すると、「ガ」でも「バ」でもなく、「ダ(da)」と聞こえる。
この現象は、脳は耳に入った物理的な音をそのまま認識するのではなく、口の動きなど色々な材料を加えて処理した、頭の中で作られた音を聞いている事。
マガーク効果
最初は画面を見ながら何と言っているか聞いて下さい。
次は目を閉じて、再び再生して下さい。
聞こえ方が変わりましたか?
物を見るとき、レンズの役目をしているのが水晶体。水晶体は、見るものの距離によって自動的に厚さを変えることで(ズームレンズ)のようにピントを合わせている。その水晶体の厚さを調整している筋肉が毛様体。
近くを見るときは、毛様体が緊張して水晶体を厚くする。
そのため、近くばかりを見ていると毛様体が緊張し続けるため、伸びきったゴムのように固くなって元に戻りにくくなる。この状態が仮性近視です。この段階で改善すれば視力の低下は防げるが、放っておくと本物の近視(真性近視)になってしまう。
遠くを見るようにしましょう。
コンタクト、眼鏡は必要以上に使用しない。
ストレスでも視力低下します。
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テーマは「聴力、視力」。聴力はわかるけど、なんで視力?という方は是非放送をお聞き下さい。
聴力って衰えると、もう元に戻らないそうですよ。。。気をつけて下さいね。
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そもそも音って何だろう?
空気の振動が耳に伝わっていわゆる音として感じるのですが、実は目で見たり、記憶で音を作ったりもしています。
なので耳だけでなく、目や心のケアの大切に心がけましょう。
音の高さは周波数で決まります。 1ヘルツは「1秒間に1回の周波数・振動数」
440ヘルツ=ラと、世界の基準で決まっています。
人間の耳は、20~20,000ヘルツまでの周波数の音を聴くことができます。 しかし、20才をピークに聴力が低下。まず、18,000ヘルツが聴こえなくなり、20代後半で、16,000ヘルツが聴こえなくなり、30代になると、14,000~12,000ヘルツまでが聴こえなくなり、・・・。やがて、老人性難聴へ向かっていきます。
聴力低下の簡単な調べ方
モスキート音 を聞いてみよう!17キロヘルツ前後の高周波音のこと。蚊の羽音のようなキーンという不快な音なのでこう呼ばれる。検索したら沢山出てきます。くれぐれも音量注意です。
17キロヘルツの音が普段聞いている音と比べてどんだけ高いかと言うと、ピアノの真ん中のドは261ヘルツです。
ピアノの一番低いラは27.5Hz、加線二本ド約千Hz,一番高いドは4096Hz。モスキート音はピアノの一番上の鍵盤の遥か彼方のようですね。
いわゆる大人には聞こえないモスキート音
低周波域、高周波域はスピーカーのボリュームを上げないと聞こえない為、中音域のボリュームが極端に大きくなる危険があります。
耳に大変悪いので、くれぐれもボリュームには気をつけて下さい。
20Hzの低周波から20000Hzの高周波まで上がっていきます
(ボリューム注意)
10000Hzから1Hzまで下へ下がっていきます
(ボリューム注意)
音が伝わるしくみ
音波→空気振動となり→鼓膜→耳小骨→うずまき管のリンパ液→神経→脳
大きな音で聴力が低下
三半規管は耳の中にあるだけに音の影響をとても受けやすいのです。そもそも音は、空気の波・音波となって鼓膜から蝸牛(かたつむり)と呼ばれる場所に振動が伝わります。蝸牛に伝わった音波は、電気信号に変換されて、脳で音として認識されます。 実はこの時、大きな音だと振動が大きく鼓膜と蝸牛の間にある三半規管も振動しています。そうするとその衝撃で動きをキャッチする有毛細胞が常に揺れてしまい、正しい位置を把握できなくなってしまいます。
蝸牛の中の膜が破れる ・ 蝸牛内の血流が滞る ・有毛細胞の毛が傷ついたり取れてしまう ・有毛細胞の一部が死んでしまう 、、など、音楽をやっている人にとっては何とも恐ろしい話です。
目は閉じることができても三半規管は、外からの刺激を遮断できないので影響を受けやすいのです。大きな音を聞き続けていると、三半規管はいつも動きっぱなしで疲れてしまいます。人間は8、90db以上の音は三半規管に影響があるといわれています。その90db以上とい音は地下鉄のホームやカラオケボックス、ヘッドフォンステレオでの大音量です。 騒音にさらされていたら、3時間に1回10分を目安に休憩をとることです。三半規管は音量の小さい所なら刺激も弱まります。
耳の器官は小さく大変デリケート、しかし体が「痛い」と感じるような目安もあまりなく、それに音は無視出来る性質でもないためついうっかりストレスにさらしがち。一度傷つくと聴覚が元通りになるのはキワメテ難しいので、常日頃から音量に気をつけるべきです。精神的ストレスでも聴覚が衰えるので、いつもハッピーで過ごせる様気をつけよう。
三半規管復活トレーニング
1、 後ろ歩き…壁まで5メートルほどの距離がある場所で、壁をゴールにして後ろ向きに歩きます。後ろ向きに歩くという行為によって受ける、通常感じることができない身体の動きと、進行方向が見られないという視覚情報の制御により、三半規管は特に強い刺激を受け、自ら機能を向上させていきます。
2、 回転片足バランス…その場で3回まわって、30秒間片足で立ちます。 回転するという大きな負担と片足で立つという不安定な状態が三半規管機能を向 上させていきます。
ストレスで聴力低下
過労や睡眠不足などでストレスを受けてしまうと、体内では水分排泄を制御するホルモンが分泌され、このホルモンの作用により体内の水分を外に出さないように働き、身体の隅々まで血液を循環させストレスに対抗しています。しかしストレス状態が長引くとこのホルモンが分泌され続けて、三半規管(うずまき管とつながっている)ではリンパ液が排泄されず、結果むくみに繋がってしまうのです。 そのため平衡感覚が保てなくなり浮遊感、めまいなど立っていることすらままならなくなります。日々のささいなストレスがつみ重なり平衡傷害を引き起こしてしまうのです。ストレスをためないようにしましょう。
視覚、聴覚は密接な関係を持っています。
譜読み、アンサンブルなど、音楽でも視覚は重要。
聴覚と違い、すごいダメージがなければある程度視力は良くなります。
音楽の場合、かなりのスピードで楽譜や楽器を見て、脳内で処理し、それを指など体を動かす信号を送るという運動の繰り返し。動体視力が良いと心強いですね。
右に設置してるゲームで遊んで鍛えてください♪
マガーク効果 McGurk-MacDonald effect
マガークとマクドナルド(McGurk & MacDonald 1976)は、ある音韻の発話の映像と別の音韻の音声を組み合わせて視聴すると、第三の音韻が知覚されることを初めて報告した。
「ガ(ga)」と言っている映像に、「ガ」の音を消し、代わりに「バ(ba)」と言っている音声を組み合わせて視聴すると、「ガ」でも「バ」でもなく、「ダ(da)」と聞こえる。
この現象は、脳は耳に入った物理的な音をそのまま認識するのではなく、口の動きなど色々な材料を加えて処理した、頭の中で作られた音を聞いている事。
マガーク効果
最初は画面を見ながら何と言っているか聞いて下さい。
次は目を閉じて、再び再生して下さい。
聞こえ方が変わりましたか?
物を見るとき、レンズの役目をしているのが水晶体。水晶体は、見るものの距離によって自動的に厚さを変えることで(ズームレンズ)のようにピントを合わせている。その水晶体の厚さを調整している筋肉が毛様体。
近くを見るときは、毛様体が緊張して水晶体を厚くする。
そのため、近くばかりを見ていると毛様体が緊張し続けるため、伸びきったゴムのように固くなって元に戻りにくくなる。この状態が仮性近視です。この段階で改善すれば視力の低下は防げるが、放っておくと本物の近視(真性近視)になってしまう。
遠くを見るようにしましょう。
コンタクト、眼鏡は必要以上に使用しない。
ストレスでも視力低下します。
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